周回コースで「赤ゾレ山・薊岳」を歩く

こんばんはTSUBOSUGI1975です。

今回は奈良県東吉野村の赤ゾレ山と薊岳を歩いてきましたので紹介したいと思います。

赤ゾレ山と薊岳

赤ゾレ山(1,300m)は台高山脈北部に位置する山で、縦走路には伊勢辻山、馬駈ケ辻、国見山、水無山など1,300m~1,400mの山が連なっています。

赤ゾレ山の正面に位置する薊岳(1,406m)は台高山脈主稜線から西に外れた尾根筋にあります。

登山口へのアクセス

大宇陀側から国道166号線の鷲家トンネル手前を右に入り県道16号吉野東吉野線の鷲家川沿いをしばらく走ります。高見川とぶつかる所で左に逸れ県道220号大又小川線を高見川沿い走ります。

丹生川上神社を過ぎたあたりで右に橋がありますので、橋を渡り高見川沿いから外れそのまま終点まで行くと登山口になります。

大又小川線の終点地点に駐車スペースがあります。

goo.gl

台高山脈屈指の展望を誇る赤ゾレ山へ

赤ゾレ山と薊岳の登山口は近いので、どちらからでも周回できます。今回は赤ゾレ山から周回しました。

林道終点のゲートを超えると左手に橋があります。この橋を渡ると赤ゾレ山登山口になります。
橋の手前に「※注意。この付近に蜂の巣あり」の立て札があります。実際に大きい蜂をこの目で見ました。橋の上で川を眺めていると蜂に襲われますので、さっさと橋を渡った方が無難です。

橋を渡り右に行くと木と鉄パイプの橋があります。鉄パイプは水に濡れていて非常に滑りやすかったので手すりを持ちながら慎重に渡りました。

登山口から急登が続きます。稜線に出るまで急登が続いたので、体力のない私はスタートから疲れてしまいました(;^ω^)

一時間ほど歩きやっと稜線に出ました。左に行けば伊勢辻山。右に行けば赤ゾレ山です。伊勢辻山には寄らず赤ゾレ山に向かいます。

赤ゾレ山に到着しました。ここまで1時間半ほどかかりました。三角点の場所は分かりませんでした。

南から北西に展望が開けています。大峰山脈やこれから歩く稜線が見えます。正面には薊岳も見えました。

稜線歩きを楽しみながら明神平へ

赤ゾレ山を下ると硯池(通称ハート池)がありました。この辺りは迷いやすいと感じました。踏み跡がたくさんあるのでどこを歩けばいいか分かりませんでした。

地図とGPS正規ルートを確認しながら歩きました。

馬駈ヶ辻(1,320m)、国見山(1,418m)と赤ゾレ山からアップダウンを繰り返しながら標高を上げていきます。

馬駈ヶ辻と国見山には展望はありませんが国見山を下った場所に展望がありました。おそらくウシロ嵓と呼ばれる地点だと思います。

明神平が見えてきました。途中ピークがあり、そこが水無山かと思ったのですが看板などがなかったので通り過ぎてしまいました(;^ω^)

明神平に到着しました。ここまで2時間40分ほどかかりました。

広々していて気持ちいいですね。テント泊されてる方がおられました。

昔、明神平にはスキー所があったそうですが、わずか数年で閉鎖したそうです。2時間ほど歩いてスキーしに来る人は少ないと思わなかったのかな?

前山を経て薊岳へ

明神平から前山に向かって歩いている途中振り返ると歩いてきた稜線と明神平が見えました。

前山(1,334m)に到着しました。ここを突っ切ると尾根筋に出ます。

P1334までは歩きやすい尾根道が続きます。

P1334に着きました。そのまま真っすぐ進みます。

薊岳に到着しました。台高山脈が見渡せます。歩いてきた稜線を眺めながらしばらくボーっとしていました。

P1334まで戻りました。ここから薊岳登山口まで下山します。

かなりの激下りが続きます。私は慎重に歩いているのにもかかわらず2回滑って尻もちをつきました(-_-;)

薊岳登山口まで下りてきました。気づくと膝がガクガクになっていました(笑)

ここから5分ほど歩くと駐車スペースに戻れます。総山行時間は5時間ほどでした。思っていたよりも時間がかかってしまいました。

 

以上が赤ゾレ山と薊岳の周回コースの紹介となります。

稜線に出るまではしんどいですが、いったん稜線に出てしまえば危険個所もないので比較的楽に歩けると思います。

所々で素晴らしい景色が見れますので飽きずに歩くことができました。その分、下山時の激下りには苦労しましたが・・・